パン・シヒョク の最新ニュースまとめ
ことし4月、アメリカ総合メディア企業ITHACAホールディングスの合弁に続き、7月には日・米・韓の拠点を中心に本社構造を整備したHYBEは、オープニングで、パン・シヒョク理事会議長と役員に合流したスコット・ブラウン氏が共に登場させ、国家と地域間の「Boundless」について説明した。会社説明会前半で、HYBEアメリカ、HYBEジャパンがHYBEのビジネスモデルの中で見せる新たなシナジー効果の実態も、より具体化して公開した。
◆第三の源泉IP「オリジナルストーリー」、来年1月にウェブトゥーンやウェブ小説化
まず「ストーリー」パートでHYBEはストーリー自体が一つの源泉IPとなる「オリジナルストーリー」事業を公開。固有のストーリーIPを自ら企画、開発して、これを基盤としたコンテンツをより豊富で多様な方法で見せていく計画。
HYBEの「オリジナルストーリー」事業は、これまで音楽を通じてのみ見せてきたアーティストの姿を「ストーリー」というジャンルを通じて自由な形式のコンテンツに拡張していく。HYBEは「ストーリー」にアーティストをキャスティングする方法を適用してHYBEのアーティストとコラボしたウェブトゥーンやウェブ小説、アニメーションなどのコンテンツを作り、多様なプラットフォームを通じて公開していく。
HYBEは来年、ウェブトゥーンやウェブ小説で紹介される4つのオリジナルストーリー「THE STAR SEEKERS」、「DARK MOON」、「Crimson Heart」、「7Fates: CHAKHO」を初公開。アーティストのインタビュー映像を通じて公開された「BTS(防弾少年団)」とコラボしたオリジナルストーリー「7Fates: CHAKHO」は、1月15日にNAVERウェブトゥーンのグローバルプラットフォームで公開される予定だという。
◆「BTS」新作ゲーム、SPOTLIVE機能を追加したWeverse新バージョン
次に「Play」パートではファンの経験拡張のための新作ゲームとWeverseの新バージョンサービス、HYBEアメリカで進めているメディアコンテンツとリテール事業が公開された。
HYBEが追及するゲームの本質は、アーティストと音楽をさらに多様な形で相互に楽しめる経験を提供することだ。HYBEはこれをもとにアーティストが直接開発に参加する「開かれた開発」を導入した「BTS」の新作ゲームを2022年上半期に出すことを明らかにした。
続けてV-LIVEと投合したWeverseのローンチも2022年上半期になることを公式化。新バージョンのWeverseは、躍動感あるファンの経験のためにV-LIVEのSPOTLIVE機能が追加される。それ以外にも、検索、人工知能などNAVERの強力なR&Dの力量とシナジーを使って、一層アップグレードした新たなファンダムプラットフォームを公開する計画だという。
◆経験の革新でファンの経験の拡張
一方、HYBEはフィンテック業界のトップ企業ドゥナムとのパートナーシップを発表し、アーティストIPとNFTが結合した新たな事業モデルに対する青写真を提示。HYBEとドゥナムは戦略的パートナーシップを結び、新たな法人を通じてアーティストIP基盤のコンテンツや商品がファンのデジタル資産になるNFT事業を進めていくことを宣言した。
代替不可能トークンとも呼ばれるNFTは、世界にたった一つの一番安全で、確実に証明可能なデジタル資産を言う。主にデジタルコンテンツや商品にブロックチェーン技術で共有価値を付与して生産される。ドゥナムはアーティストIPとブロックチェーン技術の融合はエンターテインメント産業のあらたな確信であり、独特な価値を作り出す人たちとそれを支持してきたファンのための技術になると説明した。
HYBEとドゥナムは今後、アーティストIP基盤のデジタル資産をWeverseのようなプラットフォームで収集、交換、展示など様々な安全な方法でファンの経験を広げていく方法も考えていくことを明らかにした。
◆日米地域別に最適化された事業を基盤としたグローバルトップアーティストのデビューを予告
HYBEの根幹である「Music&Artist」パートでは、アメリカと日本で準備中のグローバルアーティストのデビュープロジェクトをはじめ、様々なグローバルアーティストの活動成果と計画を紹介。
まずHYBEアメリカは、HYBEとユニバーサルミュージックグループ傘下のGeffen Recordsの合作でグローバル女性ポップグループのデビュープロジェクトを初公開した。HYBEアメリカは、アメリカ現地でのトレーニングシステムやアーティストのデビュー過程が分かるコンテンツ競争力を基盤に地域と文化、ジャンルの警戒を越える最高のグローバル女性アーティストグループを発掘するという。「HYBE・Geffenグローバルガールズグループオーディション」は今月28日まで参加者を受け付けている。
またHYBEジャパンも日本デビューするボーイズグループの「グローバルデビュープロジェクト」を伝えた。昨年「I-LAND」で実力を検証された4人と共にする新たなメンバーを選ぶオーディション番組「&AUDITION」が来年、日本の放送をはじめYouTubeチャンネルを通じて全世界に公開されることを予告。デビューグループはHYBEレーベルズジャパン所属で、独特な体系育成システムのもとで活動することになり、マネジメントやマーケティング、HYBEジャパンの360度事業、プラットフォーム事業、アーティストIPを基盤とした事業まで全ての力量を新人グループデビューに終結していくという。
最後にパン・シヒョク議長とパク・ジウォンCEOは、改めてHYBEの「境界のない拡張」を強調し、HYBEが準備している未来について説明した。
パク・ジウォンCEOは「音楽に基盤するが、特定の産業領域に極限されていない多様なことを準備しながら、限界なく想像し、恐れることなく進んでいくことが、HYBEが未来を準備する方法だ」と述べた。続けてパン・シヒョク議長も「一つの定められた方向だけが正解にならない『無境界』の時代には、さらに多くの協力とコミュニケーションが必要であり、このような時ほど『なぜするのか』に対する本質を忘れてはならない」と強調した。
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