「BTS(防弾少年団)」のJIN、軍入隊問題に本音を明かした動画が話題…「議論が過熱して悪口もたくさん言われたが満足」(画像提供:wowkorea)
「BTS(防弾少年団)」のJIN、軍入隊問題に本音を明かした動画が話題…「議論が過熱して悪口もたくさん言われたが満足」(画像提供:wowkorea)
グループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー・ジン(本名:キム・ソクジン)がこれまで伝えられなかった軍入隊問題に関連した事情を打ち明けた。

JIN(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

28日、JINは初ソロデビューを記念して、ファンコミュニティWeverseを通じて行ったライブ配信で、「(軍入隊前)最後の公演だと言ってファンたちが悲しみながら公演をやりたくなかった」と明かし、軍入隊の計画発表が遅くなった理由を明らかにした。

同日JINは“軍隊”問題をハリーポッターシリーズの登場人物“ヴォルデモート”に例え、メンバーたちが公式的な場で簡単に口にすることが難しい争点だったことを間接的に言及した。彼は「会社の立場では話してほしくなさそうだったが、もう関係なさそうだ」としながら、これまで語ることができなかった本音を伝えた。

JINが伝えたところによると、彼は当初2020年2月に発売した「BTS」のアルバム「BE」の活動が終わった頃に入隊する計画だった。このアルバムの発売以後、軍入隊のための準備を進めたがその後、同年8月に発売した「Dynamite」がアメリカのビルボードメインシングルチャート「HOT100」の1位になるなどの成績を収め、計画を修正せざるを得なかったと述べた。

JINは「『Dynamite』が思ったよりとてもうまくいき、コロナの時期に悩んで、ファンたちがもっと喜ぶように歌を出そうとして『Butter』や『Permission to Dance』を出すことになった」とし、「この2曲もやはりうまくいったので、その時期には実は(軍隊に)行かないのが正しかったようだ」と率直な気持ちをほのめかした。

さらに「『Permission to Dance』が最後だったが、コンサートをやって(軍隊に)行かなければならないのではないかと言って、コンサートをやることになった」とし、「メンバーたちと『軍隊に行けばコンサートがとても恋しくなるだろう』という話をした」とも述べた。

しかしコンサート後、「BTS」はことし4月にアメリカ最高権威の音楽授賞式「グラミー賞」に候補として名を連ね、これにJINの入隊は再び見送られたという。JINは当時、「グラミー賞」が終わった後、軍隊に行く準備をしていたと伝えた。

JINは「寒いのが嫌いで5、6月に行こうとして、会社もOKした」とこの時期を思い起こした。JINが明かした話はことし6月に公開されたコンテンツ「バンタン会食」の映像にも盛り込まれていた。動画でメンバーたちは涙を見せながら、「団体活動を当分の間中断し、個人活動に入ろうと思う」という計画を伝えたが、当時はこれがJINの入隊に関連した言及であることが知らされなかったために波紋が大きかった。

これと関連しJINは「6月に団体(活動を)調整し、個人(活動)に入るという映像を出した。軍隊に行くと間接的に話を変えてした」と説明した。

しかし夏の入隊計画もまた狂ってしまった。「2030プサン(釜山)世界博覧会」の誘致祈願公演のスケジュールが要因になったのだ。JINは「メンバーたちの意見も分かれた」としながら、「メンバーたちが『最後にできる公演のようだ。韓国では僕たちが歓声のある十分な公演ができなかった』と説得した」と述べた。

JINは「ファンに礼儀は守らなければならないという思いに、公演をやって(軍に)入るという方向で話した」とし、「(コンサート前に)最後だと話し、ファンたちが悲しみながら公演を観ることは望まなかった」と述べた。結局JINは釜山コンサートを終えて2日後、入隊関連の公式立場を発表した。

これまで政界では大衆芸術家大賞の代替服務制の導入を推進し、これと関連して「BTS」が逆風にさらされたりもした。これと関連しJINは「韓国ではこの問題で僕たちが悪口もたくさん浴びた。悔しい気持ちがなくはない」と率直に述べた。それとともに「『行かないのが正しい』、『無条件に行かなければ』と過熱して悪口をたくさん言われた」と心情を表した。

その一方でJINは「ファンたちが涙の公演を観なくなって幸いだ。悪口は少し言われたが満足だ」と付け加えた。

一方、JINは18日にソロシングル「The Astronaut」を発売した。

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