俳優ソン・イルグク、「愛国歌だけを歌っていた私」…「42番街」でミュージカルの魅力にハマった!(画像提供:wowkorea)
俳優ソン・イルグク、「愛国歌だけを歌っていた私」…「42番街」でミュージカルの魅力にハマった!(画像提供:wowkorea)
「歌というのは愛国歌、独立軍歌しか歌っていませんが、ミュージカル『ブロードウェイ42番街』に出演しながら歌にハマってミュージカルにハマりました」

ソン・イルグク の最新ニュースまとめ

俳優のソン・イルグクがミュージカルに向けた熱望を燃やしている。 29日、ソウル・ソチョ(瑞草)区の芸術の殿堂で記者たちと会ったソン・イルグクは「ミュージカルは、私にとって成し遂げられない夢であり他国の話のようだったが、初めてのミュージカル以後、歌に対する残念さがあまりにも大きくて熱心に訓練をしている」として、このように明らかにした。

ソン・イルグクは現在、芸術の殿堂CJトウォル劇場で「ブロードウェイ42番街」の公演中だ。 1980年、米国ブロードウェイで初演された代表的なショーミュージカルで、ソン・イルグクは劇中ブロードウェイ最高演出家のジュリアン・マーシュ役を演じている。 2016年に初めて出演し、2020年の公演に続き、今回が3回目のミュージカル舞台だ。

特に今回の公演では、キャラクターに対する理解がさらに高まった。 演出家オルピナが創作陣に新しく合流してからだ。 ソン・イルグクは「今回演出が変わり、キャラクターの感情線とドラマがさらにディテールに捉えられた」として「劇中でジュリアン・マーシュが新人俳優ペギー・ソーヤーに最後の台詞をする場面を練習する時は何度も涙を流した」と打ち明けた。

「(オルピナの)演出がジュリアン・マーシュの最後の台詞を25年前、私が新人だった時に話す感じでやってみろと言っていました。 私の20代を思い出すと、その時からでもダンスも歌ももっと習わなければならなかったという気がして残念です。 だから今はもっと一生懸命に努力しているようです」

遅ればせながらできた夢を叶えるために毎日のように歌の練習もしてピアノも習っているという。 1998年MBC第27期公開採用タレントとしてデビューし、演技人生24年目に入った中堅俳優だが、ミュージカルは新人の気持ちでオーディションに挑戦している。 ソン・イルグクは「今年初めにもミュージカルオーディションで2回落ちて残念だったが、幸い近いうちに良い知らせがありそうだ」として「特に『シカゴ』に必ず出演したくてオーディションを待っている」と期待を示した。

ソン・イルグクは自ら「鈍くて遅い俳優」と表現した。 そんな彼が俳優として堅固になれたのは家族の力だ。 特に女優である母親のキム・ウルドンと女優出身の妹の「厳しい指摘」が大きな刺激になっている。

「家族が私の演技について褒めてくれません(笑)。 特に私のように俳優の道を歩んでいる母にとって、私は”永遠の赤ちゃん”だと思います。 たまに母が政治をしたので、私も政治をするのではないかという質問を受けますが、私にとって母は相変わらず”天の上の俳優”です。

ソン・イルグクはバラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」を通じて「三つ子」のテハンくん、ミングクくん、マンセくんの父親として人気を得たりもした。 2016年のドラマ「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」以後、テレビよりは舞台活動に邁進している。 ソン・イルグクは「俳優は選択される職業でもあり、父親のイメージが強くなったためか、これまでドラマのオファーが多くなかった」として「最近時代劇ドラマが復活しているだけに、来年はミュージカルと共に時代劇ドラマでも大衆と会えるのではないかと思う」と話した。

「ブロードウェイ42番街」は、1930年代の大恐慌期にブロードウェイの中心である42番街を背景に無名のミュージカル俳優ペギー・ソーヤーが演出家ジュリアン・マーシュに会ってスターとして誕生するアメリカンドリームを盛り込んだ作品だ。 韓国で来年1月15日まで公演は続く。

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