【全文】俳優イ・スンギ、”対立中”HOOKエンタから入金された精算金50億ウォン(約5億円)は「全額寄付する」(画像提供:wowkorea)
【全文】俳優イ・スンギ、”対立中”HOOKエンタから入金された精算金50億ウォン(約5億円)は「全額寄付する」(画像提供:wowkorea)
俳優イ・スンギ(35)が、HOOKエンターテインメントと対立していた未精算問題について、「未精算金がいくらになろうと、全額寄付する」と発表した。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ

 以下、イ・スンギが発表した立場文。

久しぶりにあいさつします。こんにちは、イ・スンギです。

正直、僕は「アンニョン(元気)」とは言えませんでした。
裏切りに怒り、失望と挫折を感じ、ある日は恨みを、ある日は自責の念を繰り返しながら過ごしていました。

今朝、およそ50億ウォン(約5億円)ほどの金額が僕の通帳に入金されたというメッセージを受け取りました。

HOOKエンターテインメントはきっと、僕が単純に金銭を受け取ろうとして法的対応を取ったと思っていると思います。リリースした音源精算で、一度も(金銭を)受け取ったことがなかったのに…またこのように一方的に「未払金」の支給という名目で事件を締めくくろうとしています。

僕は、これまでずっと音源精算があることも知らずに過ごしました。
”マイナス歌手”という言葉を聞き、18年間耐えてきたのだから。

そんな僕が、HOOKエンターテインメントを相手に訴訟を起こしたのは、滞った支払いのためではありません。誰かが流した汗の価値が、誰かの欲のために不当に使われてはいけないということ。これは、僕ができる最善のミッションだと思うのです。

やっと50億が入金されました。もちろん、どのような方法で計算されたのかは分かりません。ただ、HOOKエンターテインメントの計算方法を理解できないから、今後は引き続き裁判所で争うことになります。これを見守る大衆は疲労を感じるだろうと思い、その点を申し訳なく思っております。

しかし、約束できることは、未支給の精算金がどれだけあったとしても、寄付するということです。

まず、本日入金された50億ウォンから訴訟経費を引いた残りの全額を社会に役立たせる予定です。これは、きょう1日で決めたことではありません。
HOOKエンターテインメントとの争いを決心した瞬間、僕が受け取る精算金を大変な思いをしている方々のために全額使っていただく決心をしました。

僕は今まで、音源の精算金を知らずに生きてきました。もちろん、きょう受け取った50億ウォンは僕にとって非常に大きく大切なものです。僕の10代、20代、30代の汗が入っているのだから…。
しかし、このお金を僕より厳しい現実に直面している方々に使っていただけたら、僕が感じる幸せと価値は、単純に50億以上なのです。

寄付する場所の関係者と会いながら、具体的な計画を進めています。
本当に体が不自由で動くことさえ大変な方々もたくさんいます。夢があっても家庭の事情で放棄せざるを得ない方々もたくさんいます。命が危険な状況で十分な処置を受けられない方々もいます。そのような方々を助けるためには50億ウォンでも足りないかもしれません。
それでも、小さな一歩から実践したいと思います。

そして何より、今回のことでたくさんの方が応援してくれました。一緒に怒ってくれて慰労してくれて、大きな力になってくれました。僕が愛されている存在だということを改めて感じることできました。ありがとうございます。
この愛を僕は少しでも社会にお返ししていきたいと思います。

心温かな年末になることを願い、いつもそうであったように、僕の道を誠実に歩いていきます。

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