“脱税有罪確定”チャン・グンソクの母親、罰金45億ウォン（約4億6800万円）納付

韓国検察が脱税容疑有罪が確定していた俳優チャン・グンソクの母親チョン某氏の罰金全額執行を完了した。

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　5日、検察によるとソウル中央地検執行2課は、チョン氏とチョン氏が代表を務めている芸能事務所法人に対し、昨年12月30日、総額45億ウォン（4億6800万円/チョン氏30億ウォン、法人15億ウォン）の罰金に対する現金執行を完了した。

　息子チャングンソクの所属事務所代表を務めていたチョン氏は2020年4月、特定犯罪加重処罰法上の脱税、租税犯処罰法違反容疑などで起訴された。両罰規定によりチョン氏が運営するTree J Companyも共に起訴された。

　チョン氏は2012年、会社が日本での売上53億ウォンを香港で開設した口座を通じて引き出す方式で約10億ウォンの法人税を回避した疑いを受けた。また、2014年に日本で生じた売上約5億ウォンを香港にある他人の口座を通じて引き出した疑いも受けた。当時、税務当局の告発で検察捜査がおこなわれた。

　昨年1月、一審はチョン氏の容疑を有罪と判断し、懲役2年6月に執行猶予4年、罰金30億ウォンを言い渡した。Tree J Companyには罰金15億ウォンを言い渡した。チョン氏が控訴せず、同年2月にそのまま判決が確定した。

　検察関係者は「昨年7月にも全国規模の有名歯科チェーン代表から53億ウォンの罰金を全額現金執行するなど集中的に高額罰金執行に力量を投入している」とし「今後も刑執行に万全を期する」と述べた。