「THE FIRST SLAM DUNK」を上映中のソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
「THE FIRST SLAM DUNK」を上映中のソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で1月4日に公開された日本のアニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」が2月16日午後、累計観客数300万人を突破した。配給会社のNEWが伝えた。原作の日本の人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」ファンだった30~40代を中心に口コミで評判が広がり、今年韓国で封切られた映画では一番乗りで観客300万人に達した。 「THE FIRST SLAM DUNK」は韓国のデイリー興行ランキングで先月27日から19日連続で1位を維持している。 韓国で公開された日本映画の歴代興行ランキング1位は「君の名は。」の約367万人で、2位の「ハウルの動く城」(約301万人)に続き「THE FIRST SLAM DUNK」は3位につけているが、近く2位に浮上すると見込まれる。興行収入(売上高)では「THE FIRST SLAM DUNK」が今月15日時点で306億ウォン(約32億円)と、すでに「君の名は。」(295億ウォン)を上回っている。 NEW側は「原作は1990年代に爆発的な人気を集めた漫画で、30~40代の男性に懐かしさを呼び起こすのに十分だった」と、映画公開初期のコアターゲット獲得成功に言及。高い完成度や魅力的なキャラクター造形、韓国で流行しているフレーズ「重要なのは折れない心」の元祖とも言える内容なども、原作を知らない20代女性などにアピールしたと説明した。 複合映画館(シネコン)大手のCGVでは、観客のうち30~40代が占める割合が64%、20代が23.5%となっている。 「THE FIRST SLAM DUNK」の公開から1カ月が過ぎたが、盛り上がりが続いており、シネコン大手のメガボックスは立体的なサウンドと没入感が魅力のドルビーシネマで同作品を3月1日から上映するための準備を進めている。CGVも大スクリーンで高画質と高精度サウンドが楽しめる全国21館のIMAXで4月5日から上映予定だ。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40