「餌＜ミッキ＞」チャン・グンソク、ホ・ソンテと息詰まる神経戦…パート2でも華やかな演技変身を実証

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

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俳優で歌手のチャン・グンソクが 「餌＜ミッキ＞」パート2の最後を成功裏に飾った。

21日（金）に公開されたCoupang Playシリーズ「餌＜ミッキ＞」（脚本:キム・ジヌク、演出:キム・ホンソン）パート2の11、12話ではパート1から続いてきた連続殺人事件の真犯人と希代の詐欺師ノ・サンチョン（ホ・ソンテ）を追うク・ドハンの姿が描かれた。 刑事ク・ドハンに扮したチャン・グンソクは、ホ・ソンテと二転三転するような息詰まる展開を導き、時々刻々と変わる状況に合わせて感情の屈曲をよどみなく描き出した。

11話でノ・サンチョンはク・ドハンに復讐（ふくしゅう）を助けてくれれば、自分を保護する背後に関連した情報を与えると提案したが、簡単に答えなかった。ク・ドハンはノ・サンチョンの被害者たちは後にして、自身の復讐だけに没頭する厚かましい態度に湧き起こる怒りを覚えた。 それだけでなく彼は対話の途中に鋭い推理力を発動し「お前は犯人が誰なのか知っているよね？」として食い込んでノ・サンチョンを当惑させた。 チャン・グンソクはドハンがサンチョンと妙な神経戦を繰り広げる状況を完璧に表現し、一瞬も逃さない繊細な演技で目を引いた。

ク・ドハンはノ・サンチョンと車に乗ってどこかに移動していたところ、連続殺人犯から追い出され、1本の電話を受けることになった。 ドハンはまた別の殺人脅迫でサンチョンを解放することを要求した彼らの言葉に屈服するようだった。

12話の最終話では緊張感あふれる展開が相次いで繰り広げられた。 サンチョンが自分を利用するために接近したという事実に気付いたドハンは、彼をわざと釈放しながら、サンチョンと連続殺人犯が乗った車を追跡した。 直ちに近隣地区隊の支援要請をしようとしたが、庁長がこれを阻止するなど漠然とした状況にぶつかった。

ドハンはサンチョンの計画に気付き、本人を廃鉱に誘引しようとすることに「何か意図があるはずだ。 あえて電話をして、そのように切った理由」と厳しく批判した。

ドハンはサンチョンが金塊ではなく被害者を狙うことを直感し、被害者を助けに乗り出した。 紆余（うよ）曲折の末に被害者を救ったドハンは、吹雪の状況でも逃げるサンチョンを山腹まで追いかけた。 ドハンはサンチョンが最後まで堂々とした姿で一貫すると、怒りを禁じ得ずも彼の死体を見て複雑な感情を表わした。 特に最後の場面まで渾身（こんしん）を尽くしたチャン・グンソクの熱演はエンディングまで没入度を最高潮に引き上げた。

チャン・グンソクは 「餌＜ミッキ＞」 を通じてホ・ソンテと追いつ追われつの血闘の末、詐欺事件被害者を救うカタルシスを伝え、その過程でためらいのないアクションとカリスマあふれる面貌を200%発揮して 「餌＜ミッキ＞」 熱風を導いた。

チャン・グンソクは最後まで目が離せない吸引力のある演技で注目を集めた。 このように演技変身に成功したチャン・グンソクの今後の歩みがより一層期待される。