40代お笑い芸人A氏、乗車拒否タクシーに暴行・暴言…懲役刑宣告

40代のお笑い芸人A氏がタクシー運転手に暴行・暴言した中、結局懲役刑を宣告された。

28日、あるメディアの報道によると、水原（スウォン）地方裁判所刑事4単独（部長判事チェ・ヘイル）は、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反（運転者暴行など）、暴行、侮辱容疑でお笑い芸人A氏に懲役刑を宣告したという。

昨年3月、A氏は京畿道龍仁（ヨンイン）市処仁（チョイン）区の道路でタクシー乗車を試みたが、タクシーが停車せずに通過するや、乗車拒否だと感じた。

よってA氏はタクシーが停車したところに行き、助手席の後部座席に乗車。A氏は助手席を数回足で蹴りながら悪態をつくなどタクシー運転手に暴言・暴行した疑いを受けた。

A氏の暴力的な行動は今回が初めてではない。同年、自身が運営するエンターテインメント事務所の前で、スタッフB氏に「代表が今、車の中で寝ているのに、お前は上がって寝るのか」とカメラスタンドにB氏の腕を振り下ろしたりもした。

また駐車禁止のカラーコーンをB氏に投げるなど暴力的な姿を見せた。同日、美容室の社長に美容料金の計算に関して、侮辱した疑いも受けている。

2020年にはソウル中央地方裁判所にて、詐欺罪で懲役1年を宣告された。当時、裁判部は「被告人が同種犯行で処罰された前歴が数回あり、同じ犯行の累犯期間中であるにもかかわらず、自粛せずに被害者に悪態や暴行、侮辱をするなど罪責が重い」とした。