ク・ヘソン の最新ニュースまとめ
今月18日、ソウル中央地裁の民事合意63部はク・ヘソンが前所属事務所HBエンターテイメントに、1億700余万ウォン(約1700万円)の支払いを要求した損害賠償訴訟で棄却を決めた。
ク・ヘソンは、前夫アン・ジェヒョンと離婚後の2019年8月、所属していたHBエンターテイメントとの専属契約解除を知らせた。離婚前後で、アン・ジェヒョンの立場からのみ所属事務所が業務を処理したと不満を示したのだ。これにより両者は、大韓商事仲裁院の仲裁判定を受けて事案を終結させた。仲裁の条件は、2019年6月に締結された専属契約を終える代わりに、ク・ヘソンが3千500万ウォン(約350万円)をHBエンターテイメントに支払うことだった。
ク・ヘソンは、仲裁条件である金額を支払ったが「仲裁とは別に、法律上の問題なく前所属事務所が財産上の利益を得た」と訴訟を起こした。自身の労務を原状回復するために、YouTube全12回の出演料6000万ウォン(約600万円)と、編集用経費1000万ウォン(約100万円)、音源使用料300万ウォン(約30万円)、広告収入3000万ウォン(約300万円)、YouTubeの収入400余万ウォン(約40万円)などの支払いを要求したのだ。
しかし裁判部は、「約定効力が、その成立以前にさかのぼって及ぶに消滅したと認めるには足らず、これを認める証拠がない」と棄却した。
これにク・ヘソン側は、すぐさま控訴を決めた。彼女は、「私は元配偶者(アン・ジェヒョン)を信じていたので、彼が所属するHBエンタテイメントが運営するYouTubeチャンネルに、喜んで(12回以上)無報酬で出演した。コンテンツ企画や場所、音楽、編集などの用役も提供した。計1000万回を超えるアクセス数を記録したが、前所属事務所は出演料を支払うどころか、今は天国に行った私の愛するペットたちが映っている映像物を強制廃棄して、私を助けようと出てきた証人を刑事告発するなど、数年にわたり嫌がらせをしてきた」と暴露した。
続けて、「私を心配してくださる多くの方々が『対応しないのが最善ではないか』とアドバイスしてくれたが、それにも関わらず控訴する理由がある」とし、「未来の後輩たちが2度と私のようなことを経験しないようにという個人的な願い、選考後未払いという制作システムの“パワハラ”のような横暴に、必ず警鐘を鳴らさなければならないという意志で始めた。このような、間違った習慣はなくならなければならないし、必ず是正されなければならないので控訴を通じて正したいと思う」と強調した。
だがHBエンタテイメントも黙っていなかった。ク・ヘソンの控訴審の意志に、HBエンタは「数年間ク・ヘソンの専属契約に関する紛争および、繰り返される虚偽主張に基づいた訴訟などにより、継続的に法的対応をしなければならない財産的な被害と、役職員や所属アーティストたちの精神的被害を深刻にしている」と、ク・ヘソンが被害者になりすましていると主張した。
そうしつつも、「ク・ヘソンさんが少しの間でも所属女優だったため、数年間続くク・ヘソンさんからの不当な請求にもマスコミ報道を慎んで、法的にのみ対応してきたが裁判所の判決さえもわい曲して否認し、会社の業務を妨害して名誉を深刻に毀損(きそん)することを、これ以上見過ごすことができないためク・ヘソンさんのすべての虚偽事実公表および虚偽報道について法的手続きを進める」と伝えた。
泥沼化していくク・ヘソンとHBエンタテイメントの収益紛争。その終わりがどこなのか、はてしなく遠いようだ。
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