【益山7日聯合ニュース】全羅北道で栽培された菊が日本で人気を集め、農産物の輸出をけん引している。
 全羅北道農業技術院が7日に明らかにしたところによると、同道内の菊の生産面積は34ヘクタールにすぎないが、数年前から日本市場を積極的に攻略した結果、品質面で高い評価を受けている。

 同道は2007年に設立された菊研究会を中心に日本輸出政策を展開し、昨年は125万8000ドル(約1億551万円)分の菊を日本に輸出した。韓国の昨年の菊の輸出額に占める割合は16%に上る。

 年初から7月末までの輸出額は60万5000ドル。菊の輸出が秋に集中するため、ことしは輸出額150万ドル達成も実現可能とみられる。

 農業技術院は年間売上高1億ウォン(約712万円)以上を達成できる菊栽培農家200世帯の育成を目指し、集中的に支援する方針だ。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0