【ブリュッセル聯合ニュース】「第18回東海地名と海の名称に関する国際セミナー」が7~9日にベルギーのブリュッセルで開催される。
 韓国の社団法人・東海研究会と東北アジア歴史財団の共催。「日本海(Sea of Japan)」ではなく「東海(East Sea)」の名称を国際的な標準とすることを目指し、毎年世界の地名専門家を招請して開催している。
 国連地名標準化会議(UNGEGN)のブラヒム・アトゥイ副議長や国連地名専門家グループのピーター・レイパー前議長ら、米国、英国、オーストリア、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギーなど15カ国から約30人の専門家が出席し、論文の発表や討論を行う。
 東海研究会の李ギ錫(イ・ギソク)ソウル大学名誉教授らは、来月モナコで開催される国際水路機関(IHO)の総会を前に、各国の地名専門家に「東海」表記の正当性を訴える。
 欧州で地名をめぐり対立する地域で2つの地名を併記する事例があることを指摘し、最低でも「東海」と「日本海」を併記すべきとの韓国の戦略的立場を訴える計画だ。

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