報道によると、名古屋市は10日、サウジアラビアに出張していた30代男性が帰国翌日に発熱や呼吸器に異常を訴え、保健所に相談に訪れたと仮定し、訓練をおこなった。
ウィルスが進入しづらい素材の防護服やマスク、ゴーグルなどを着用した参加者たちは、透明ビニールで隔離空間を作った専用車を利用し、MERSが疑われる患者を伝染病指定医療機関である名古屋市立東部医療センターで移送した。病院では医師がウィルス検査のため患者の鼻の粘膜を採取した。
この日の訓練には約40人が参加し、非常事態発生時の関係機関との連絡や患者移送車などを点検した。
名古屋市の保健医療担当者は「韓国で感染が広がるのを見ると、他人事ではないように思う」とし、「名古屋市にMERS感染者が発生したら、きちんと対応できるようにする」と述べた。
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