今月14日、文在寅大統領から信任状を受け取った姜昌一大使はこの日、外交部(日本の外務省に相当)出入り記者団とビデオ会議で実施した懇談会で、「日韓関係の正常化と両国の協力体制強化のために努めてほしいという文在寅大統領のお言葉があった」とし「(文在寅大統領は日韓関係の改善に向けて)とても強い意志を持っている」と述べた。
続けて、「文在寅大統領が菅義偉首相に会って、真摯に話し合いたいとも述べられた」と付け加えた。姜昌一大使の発言は、文在寅大統領が菅義偉首相との首脳会談を通じて、過去の問題解決に出る余地があるという意味として解釈される。
また、姜昌一大使は、今月20日に就任を控えたジョー・バイデン米次期大統領が、日本軍慰安婦被害の問題についてよく知っているとし、日本の肩を持つことはないと予想した。
姜昌一大使は「三者協力の下で米国の東アジア戦略は立てられており、米国はそれを重視するために、米国が間に入って日韓間の和解に大きな役割を果たしてくれるだろう」と述べた。
続けて、「米国が間に入るべきだが、過去のトランプ政権では日本の肩を持った」とし「GSOMIA(ジーソミア)も米国の強い意図に応じて行われた。拙速に行われたが、我々は受け入れた」と述べた。
なお、姜昌一大使は、今月22日に現地に赴任する予定だ。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 99