同通信はウィーンの外交消息筋の話として、韓国が使用済み燃料を圧縮するための乾式再処理を行っており、その過程でプルトニウムを抽出していないかを確認していると伝えた。IAEAでは、この処理方法は多量のプルトニウム抽出が可能として懸念を示しているという。大田の研究所は、2004年に着工し2007年に完工する予定。ただ、IAEAの調査は通常の手続きに従って行われるもので、同研究所に乾式再処理のための施設があることはIAEAもすでに把握しているという。
韓国は昨年も未申告の核物質実験に関しIAEAの調査を受けている。IAEAは韓国の報告の漏れは深刻な懸念事項としながらも、抽出物質が少量のうえに実験が続けられている兆候がないとして国連安全保障理事会へは付託しなかった。
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