自動車税と軽油価格の値上がりなどから、国産ミニバンの販売台数がこの5年間で6分の1水準まで減少している。韓国自動車工業協会が31日に明らかにしたもの。昨年の乗用車国内販売台数も全体で91万3550台と、2000年の105万7620台から13.6%減少している。
 車種別で最も大幅に減少したのがミニバンの18.1%で、2000年には30万681台だったのが年々減少を続け、昨年の販売台数は5万4274台まで落ち込んだ。小型乗用車も2000年の13万2085台が昨年は37.4%に当たる8万6712台に減少し、軽自動車も2000年の9万2697台から昨年はほぼ半数の4万6649台となった。

 一方、大型乗用車はこの5年間で139.7%の大幅増となったほか、中型乗用車も5年間で45.0%増加した。

 業界関係者は、自動車税の引き上げなどの影響でミニバン購入のメリットがなくなり、購買層が中・大型乗用車にシフトしたものと分析している。


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