これと関連し、民族問題研究所は、ソウル大学病院が進めている一連の事業について、「日本の植民統治美化」を理由に、同病院と情報通信部、郵政事業本部などに対する監査院の監査を請求している。同研究所はまた、切手の発行中止を求める仮処分申請を14日にソウル地裁に出している。
郵政事業本部は、「大韓医院は国の文化財史跡に指定されており、医学近代化への寄与が大きいことから歴史的に重要な価値がある」と切手発行に踏み切った理由を説明している。キム・ジェホン切手チーム長は、韓国放送50周年、韓国鉄道100周年など、これまで切手を発行した歴史的な記念日は日本の植民地時代に起きたものだと認めながらも、「つらい歴史だからと隠すよりも、そのまま認めよりよい方向に克服していこうとの趣旨だと理解してほしい」と話している。
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