両社は昨年12月に戦略的提携関係構築に合意しており、実務陣による分野別の検討が進められていた。今年2月からは週154便の韓日路線全路線に対する共同運航を開始したほか、7月からは全日空が運航する東京~ホノルル線についても共同運航を始める予定だ。また、将来的にはソウル・金浦、東京・羽田、上海・虹橋の間を結ぶ路線就航を見据えたセールス強化なども行っていく。
運航支援と空港サービスでは、両社が乗り入れる海外19空港で施設の共同利用などを通じたコスト削減とサービス向上をはかる。また航空機部品の情報交換と共有のほか、非常時の相互支援なども進めていく。
アシアナ航空の姜柱安(カン・ジュアン)社長は、航空連合のスターアライアンスに加盟する両社が提携を結んだことは喜ばしいこととし、相乗効果創出による相互の発展と顧客サービス増進に期待を寄せた。また全日空の山元峯生社長も、アシアナ航空が1990年以来の重要なパートナーであると指摘し、両社の独特な提携が相互の利益と顧客の便宜を大きく増進させるだろうと述べている。
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