【ソウル9日聯合】サムスン電子は9日、同社の電子レンジが1991年にロシア市場に進出してから毎年販売を平均24%ずつ伸ばし、今年9月に入り累積販売台数が1000万台を超えたと明らかにした。これまでの売れ行きからみて今年だけで約160万台以上が売れるとの見通しを示し、これは24時間で換算すると1分当たり約3台を販売していることになると強調した。ロシアで電子レンジの累積販売が1000万台を超えたのは業界で初めて。
 サムスン電子関係者は、「既存製品に遠赤外線ヒーターを追加し、3重立体過熱で調理時間を既存の3分の1に減らすとともに、うまみを出すスーパーグリル、トリオ・コンベクション機能といった差別化製品を導入し続けたことがロシア市場での成功につながった」と話している。生活家電事業部関係者は、サムスンの電子レンジは差別化された技術力と品質を基にロシアで6年間1位を譲っていないと説明、今後も販売、製品、品質などで市場のリーダーとしての地位を固め、1位をキープしていくと意欲を示した。

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