玄氏は、南北関係が現在、膠着(こうちゃく)状態にあるのは事実だとし、どちらか一方の意志に左右される関係ではなく、相互尊重と互恵性を背景とした持続可能な対話と協力が行われるようにしなければならないと主張した。必要ならばいつでも、ためらわずに真心をもって対話の手を差し出すとし述べ「まず対話が回復すれば、再び断絶しないよう最善を尽くし、常設対話機関など持続可能な対話体制を作るよう努力する」との考えを示した。
また、統一政策の原則と一貫性を再確認しながら、民族共同体の形成を通じた統一構想、対話と協力を通じた南北関係の発展、朝鮮半島非核化の実現など、政策の一貫性を守っていくと述べた。北朝鮮核問題の平和的な解決に全力を尽くすと約束した。
このほか、南北当事者間の努力と国際社会の協力調和、国民的合意に基づく統一政策推進などを提示した。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0