赦免内容を発表する法務部の金慶漢長官=11日、ソウル(聯合ニュース)
赦免内容を発表する法務部の金慶漢長官=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】政府は11日、光復(日本植民地からの解放)64周年となる15日に、運転免許処分者や生計のため犯罪を犯した庶民152万7770人を対象に大規模な特赦・減刑・復権を断行すると発表した。政府関係者は、今回の特別措置は経済危機状況での庶民の窮状を軽減し、民生に実質的な援助を行うもので、反倫理的な凶悪犯や政治家、企業家、高級公務員などは除いたと説明している。
 特別措置の内容は▼運転免許処分者150万5376人の特別減免▼生計のために犯罪を犯した9467人の特赦・減刑・復権▼漁業免許・許可行政処分者8764人の特別減免▼海技士免許処分者2530人の特別減免▼模範囚1633人の仮釈放・保護観察解除――など。
 これにより、運転免許の取消・停止処分を受けた6万9605人が再度運転できるようになり、123万8157人は6月29日以前の道路交通法違反点数が削除され、0点になる。運転免許取消などで1~2年間は免許試験に応募できない19万7614人もすぐに再試験を受けられるようになる。
 また、5月31日以前に刑が確定した一般刑事犯の初犯と過失犯のうち、殺人や強盗、組織暴力、性暴力、わいろ罪を除く2314人について特赦・減刑・復権措置を取る。生計のために行政法規を犯し、執行猶予や宣告猶予を受けた7153人についても、宣告の効力を喪失させる。

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