【ソウル25日聯合ニュース】北朝鮮週刊誌の統一新報は24日、独立運動家の安重根(アン・ジュングン)を「民族が記憶する反日愛国烈士」と評価しながらも、1909年の伊藤博文処断については「個人テロ」だと主張した。
 北朝鮮ウェブサイトの「わが民族同士」が25日に伝えたところによると、同誌は安重根の義挙100年を迎え、その一代記を紹介しながら、北朝鮮で関連の映画と演劇が制作された事実に言及。その中で、「歳月が流れても祖国と民族のために捧げた愛国者の人生は、民族の記憶の中に永遠に残ることになる」と強調した。
 同誌は一方で、安重根は「卓越した指導者にめぐり会えず個人テロに頼らざるを得ず、ついには命を投げ打っても独立の念願を果たせなかった民族の風雲児」だと主張した。
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