【ソウル6日聯合ニュース】韓国の輸出主力品目に浮上した原子力発電所の完全国産化が、当初の予定より半年ほど早まる見通しだ。
 韓国水力原子力は6日に本社で「原子力発電技術開発事業(Nu-Tech2012)」の対策会議を開き、現在95%の原発国産化率を2012年10月ごろに100%に引き上げ、技術の自立を達成する方針を固めた。当初の完全国産化目標を6か月前倒しした形だ。
 これを受け、原発の設計・運営の中心技術とされる原子炉設計中核コードのうち、炉心設計コードはことし3月、安全解析コードは2012年10月までに開発を完了させる。また、韓国原子力研究院、韓国電力技術、斗山重工業が共同で開発する原子炉冷却材ポンプ(RCP)は6か月繰り上げ2012年6月まで、原発計測制御システム(MMIS)はことし7月までにそれぞれ開発を終える。

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