企画財政部の国家決算資料と韓国銀行の資金循環表によると、個人と企業、政府の有利子負債の合計は2447兆4000億ウォン(約203兆1700万円)だった。昨年の名目国内総生産(1063兆1000億ウォン)の2.3倍に上る。
負債額を年度別にみると、2002年が1292兆5000億ウォン、2003年が1378兆7000億ウォン、2004年が1438兆5000億ウォン、2005年が1568兆5000億ウォン、2006年が1776兆2000億ウォン、2007年1980兆4000億ウォン、2008年が2268兆4000億ウォン。昨年の負債額は、5年前の2004年に比べ1兆ウォン以上増えており、ここ数年で急速に負債が増加していることが分かる。金融負債の増加速度は、企業、政府、個人の順で速かった。
個人の負債は854兆8000億ウォンで、2004年(543兆3000億ウォン)より311兆5000億ウォン(57.3%)増加した。企業の負債は1233兆ウォンで同じ期間に540兆9000億ウォン(78.2%)、中央政府と地方政府の国家債務は359兆6000億ウォンで、156兆5000億ウォン(77.1%)、それぞれ増加した。
金融負債が急速に増えていることから、今後、金利が引き上げられる場合、利子費用の負担も大幅に増えると予想される。
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