他の出演者らと練習する浅田(左奥)=4日、ソウル(聯合ニュース)
他の出演者らと練習する浅田(左奥)=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル4日聯合ニュース】「わたしとキム・ヨナさんが競いながら、フィギュアスケートがさらに関心を集めることができたと思います。これからも善意の競争を続け、ムードを高めていきたいです」――。
 日本女子フィギュアスケートの浅田真央が、ソウル・蚕室室内体育館で5~6日に開かれるアイスショー「現代カードスーパーマッチX・メダリストオンアイス」に出演するため、3日に韓国を訪れた。
 4日の同所での練習の後、記者団に対し「下の世代で育ちゆく選手ととともに、キム・ヨナさんとこれからも一生懸命競い合い、フィギュアスケート(の人気向上)に一助できれば」と述べた。
 ジュニア時代から「同い年のライバル」と呼ばれ、競い合ってきた浅田とキムは、2010年バンクーバー冬季五輪の後は異なる歩みを見せた。歴代最高点を更新し、金メダルを獲得したキムは、「引退はしない」としながらも、次のシーズンに大会に出場するかどうかはトレーニングのようすをみて決める考えだ。
 一方、銀メダルを獲得した浅田は、早くも2014年のソチ冬季五輪での金メダルを目指し、トレーニングに取り掛かった。
 浅田は、まだ次のシーズンのコーチは未定だが、先月30日にロシアで新プログラムを一部決定するなど、シーズンへの準備を着実に進めていると伝えた。
 ロシアではショートプログラムを新たに組み立てたという。まだ具体的な内容は明かせないが、いつも力強い雰囲気だった以前のプログラムとは違い、やわらかく穏やかなプログラムになるだろうと話している。
 また、「これまでうまく飛べなかったルッツジャンプも入れたい。今シーズンに思うように行かなければ、2~3年後にでも絶対に飛びたい」と目標を語った。

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