【ソウル19日聯合ニュース】ソウル市は19日、昨年の債務は3兆2454億ウォン(約2313億円)で、前年(1兆8535億ウォン)比1兆3919億ウォン(75.0%)増加したと明らかにした。対予算比も12.8%と、前年の8.5%から大きく拡大した。
 市民1人当たりの債務は、前年の17万7000ウォンから31万ウォンに増えた。
 増加分を分野別に見ると、一般会計が社会インフラと雇用創出事業で1兆540億ウォン、特別会計が地下鉄建設に向けた都市鉄道公債発行で2965億ウォン、再開発賃貸住宅の買い入れで550億ウォンなどとなっている。
 先の統一地方選挙で2期目に当選した呉世勲(オ・セフン)ソウル市長の任期初年度、2006年末の債務は1兆1462億ウォン、1人当たり債務は10万6000ウォンだった。3年間でそれぞれそれぞれ2兆992億ウォンと20万4000ウォンが増えている。
 ソウル市は昨年の債務拡大について、世界的な経済危機を克服するため、積極的な財政政策を行ったためと説明した。市は昨年、2度の補正予算を編成し、1兆1200億ウォンの地方債を発行した。

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