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たばこやめられない韓国人、喫煙率はOECDで最高
【ソウル2日聯合ニュース】韓国成人男性の喫煙率は昨年やや下落したものの、依然として経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も高い水準であることが分かった。 保健福祉部は2日、昨年12月末に満19歳以上の成人男女3000人を対象にアンケート調査を行った結果、成人男性の喫煙率は39.6%で、初めて40%台を割り込んだと明らかにした。 男性の喫煙率は2008年6月末の40.4%から上昇を続け、2009年12月末は43.1%となったが、昨年6月には42.6%と下落に転じた。特に、昨年下半期には40代男性の喫煙率が上半期比6.6ポイント低下の43.4%、50代男性は10.2ポイント低下の31.3%を記録し、成人男性全体の喫煙率を押し下げた。 同部関係者は、自治体の喫煙区域指定、40~50代を中心とした健康意識向上、保健福祉部が進める禁煙広報活動などが喫煙率の下落につながったとみている。 しかし、現在の成人男性喫煙率は同部が昨年までに達成するとした目標30%に大きく及ばず、OECD(2008年平均27.3%)のうちでも最高水準となっており、禁煙政策の成果が不十分だったとする指摘は免れない。実際に、昨年上半期から下半期にかけ、30代男性の喫煙率は48.5%から52.2%に、20代男性は38.2%から40.9%に上昇した。 一方、効果的な禁煙政策を問う質問には、禁煙区域拡大(22.8%)が最も多く、次いでたばこの値上げ(19.0%)、喫煙の取り締まり・処罰強化(17.5%)、禁煙キャンペーン・広報(16.3%)などが続いた。csi@yna.co.kr