米調査会社ディスプレイサーチが21日までにまとめた報告書によると、液晶テレビとプラズマテレビを含む世界の薄型テレビ市場は昨年、2億1000万台規模に達し、前年(1億5960万台)より30%以上成長した。
メーカー別の販売台数シェアは、サムスン電子が18.7%で1位、LG電子(13.1%)が2位、日本のソニー(10.3%)が3位だった。売上高シェアも、サムスン電子(22.3%)がトップを占めた。これまで3位だったLG電子(13.5%)が2位に浮上し、ソニー(12.4%)が3位に後退した。
しかし、3次元立体(3D)映像対応テレビの世界シェアは日本のメーカーが首位に立った。昨年10~12月期に初めて調査を開始した3D液晶テレビ市場ではソニー(78万台)が43.3%のシェアを獲得し、サムスン電子(65万台、36.1%)とLG電子(12万台、6.4%)を抑えた。3Dプラズマテレビ市場でも、日本のパナソニック(23万台)がシェア50.5%を記録し、サムスン電子(41.7%)を上回った。
また、バックライトに発光ダイオード(LED)を使ったLEDテレビの場合、同10~12月期の世界シェアは、サムスン電子が19.1%(363万台)、日本のシャープが12.8%、ソニーが11.4%、LG電子が10.6%で、4社が激しく競り合った。
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