【ソウル聯合ニュース】韓日中の3カ国間で議論を呼んでいる東シナ海の大陸棚の境界について、韓国政府が公式の立場を盛り込んだ文書を年内に国連に提出する方針を固めた。
 韓国政府当局者は3日、「国連大陸棚限界委員会に正式文書を提出するため関連資料の検討と作成を行っている」とし、作業が終わり次第、必要な手続きを経て正式に国連に情報を提出する予定だと明らかにした。
 200カイリを超える海域に大陸棚の境界を画定しようとする国は大陸棚境界に関する情報を国連に提出しなければならないという国連海洋法条約に基づき、韓国政府は2009年5月、大陸棚限界委員会に予備的情報を提出した。
 韓国政府が正式文書を提出する場合、中国と日本もそれぞれの立場を盛り込んだ正式文書を提出する可能性があるため、3カ国間の摩擦が表面化する可能性が高いとみられる。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0