【ソウル聯合ニュース】韓国軍関係者は10日、仁川・江華島の海兵隊部隊で4日に発生した射殺事件と関連し、部隊内に暴力行為やいじめがあったことを確認したと明らかにした。
 海軍中央捜査団が兵士らを対象に調査を行い、確認した。こうした行為に関与した兵士3~4人を集中的に調べており、当局は調査の結果により兵士らを処罰することも検討していると伝えられた。
 また軍によると、部隊内で銃を乱射した主犯の上等兵と凶暴した疑いのある二等兵は、先輩兵士から聖書を燃やされたり、ズボンの中に噴霧式殺虫剤をまいた上に比をつけられるなどのいじめを受けたと話しているという。
 主犯の上等兵も、一部兵士らにいじめを受けていたと供述している。上等兵には、上官殺人と殺人、殺人未遂、軍用物窃盗の疑いで、9日午後7時ごろ拘束礼状が出された。
 一方海兵隊は、事件を受け、指揮責任を問い当該部隊の連隊長と大隊長を解任すると明らかにした。

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