【ソウル聯合ニュース】サムスン電子とLGディスプレーは26日から3日間、横浜で開かれる「FPD(フラットパネルディスプレー)インターナショナル2011」に参加し、新技術を披露する。
 サムスン電子は酸化物半導体技術を採用した10.1インチパネルをはじめ、スピーカー機能を内蔵した一体型パネル、電気湿潤ディスプレーなどの新技術を使用したタブレット製品を一挙に公開する。
 特に、酸化物半導体技術を採用したOSI(酸化物半導体集積回路)10.1インチパネルは、電子の移動速度が従来のシリコン基盤の薄膜トランジスタより10倍以上速く、消費電力が抑えられる。さらに、酸化物素子パネルとしては業界最高の300dpiの高解像度を実現した。
 このほか、今年初めから業界初の量産が始まった透明LCD(液晶パネル)を使い、冷蔵庫の前面ガラスに46インチの透明LDCを採用した製品や、22インチのポータブル透明LCDテレビパネルなとを出展する。
 LGディスプレーは、スマートフォン(多機能携帯電話)用の高解像度デジタルディスプレーで注目を集めたAH―IPS(高解像度広視野覚)をアピールする。また、次世代3D(立体)技術とされるフィルムパターン偏光眼鏡方式(FPR)の3D技術の広報にも力を入れ、47インチFPR3Dテレビと46インチシャッター眼鏡方式3Dテレビを比較展示する。
 このほかにも、フレームの厚さが最薄のパブリックディスプレー用の55インチLCDパネル9個をつなぎ合わせたマルチビジョンや、さまざまな低電力製品も展示する。

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