液晶テレビはテレビ市場全体の83%を占めている。テレビ全体の出荷台数は前年同期比8%減の5100万台。減少率は2009年4~6月期以降で最大となった。
NPDは「薄型テレビ市場が飽和状態に達したため。一般家庭ではすでに1~2台保有している」と分析した。テレビはスマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンに比べ買い替えまでの期間が長く、ある程度飽和状態となった先進国では成長が鈍化するしかない。世界的な景気低迷も影響を与えている。また、途上国では液晶テレビの価格が安くないため購入が容易ではないと説明した。
世界の薄型テレビメーカーのうち、サムスン電子以外は売上高が軒並み減少した。特に日本のパナソニックやソニーは20%落ち込んだという。
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