同部は、来年5月に韓国で開かれる国際捕鯨委員会(IWC)の科学委員会で調査捕鯨の承認を得るため、11月までに捕鯨計画書を提出する方針だった。韓国の沿岸でクジラの数が増え、漁業への被害が深刻化しているが、船から肉眼で調査する現行のやり方ではクジラの習性などを把握するのに限界があるためだ。
だが、反捕鯨国のオーストラリアなどは、クジラにチップを埋め込み、衛星追跡で調査する方法などを推奨している。
姜協力官は、調査捕鯨の実施有無は科学委員会の勧告を尊重するとし、来年2月に予定されている専門家検討会や科学委員会で別の調査方法が提示されれば、検討の余地はあると強調した。
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