国会国防委で発言する金長官=12日、ソウル(聯合ニュース)
国会国防委で発言する金長官=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は12日、「密室処理」と批判され締結延期となった日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「手続きを順守していないなど処理過程に未熟な点があった。十分な理解を求めず、大変申し訳ない」と謝罪した。国会国防委員会の全体会議で述べた。ただ、隠したりするなどの意図はなかったと釈明した。

 協定名は「軍事情報包括保護」だが、内容は「軍事秘密情報保護を保障する」となっており、協定名と内容が一致しないとの指摘には「国民に疑念を抱かせることになり、適した用語選択だったとは考えていない」とした。
 「密室処理」と批判されていることについては、「閣議で緊急案件として上程されるのは1日前に認知していた」と説明。外交通商部が進めた事案で国防部としては外交的問題との判断で関与しなかったとし、秘密にする意図は全くなかったと主張した。

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