同センターは、首都マプトから北に約80キロ離れたマニサにある。貧困根絶に向けた支援事業として、韓国国際飢餓対策機構と韓国国際協力団(KOICA)、ポスコが共同で設立。50人の訓練生が農業技術や農業機械に関する教育を受けている。
ケニアに次いでモザンビークを訪問した金首相は、真っ先にマニサに赴いた。「農業生産が増大し農村が自立できれば、モザンビークも韓国のように経済発展の奇跡が起こる可能性がある」と述べ、訓練生が農業機械を動かす様子を見守った後、寄宿舎や講義室、訓練農地などを見て回った。
モザンビークの農耕地3億5000ヘクタールのうち、実際に活用されている土地は10%程度にすぎない。センターは、貧困脱出に向けた農業訓練支援のほか、近隣の住民向けに教室を開設し識字率向上にも取り組んでいる。
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