複数の消息筋が14日、聯合ニュースの取材に対し、ケリー氏が2か月ほど前に韓悳洙(ハン・ドクス)前駐米韓国大使の推薦で名誉領事に任命されたと明らかにした。
米外交専門誌フォーリン・ポリシーも「ケリー氏が韓米FTAで(米政界の)支持をとりつける手助けをした。駐米韓国大使がフロリダ州タンパを訪問した際、地域の財界関係者との会合もとりもった」と明らかにした。
韓前大使は今年2月、フロリダ州を管轄するアトランタ韓国総領事館にケリー氏を名誉領事に任命するよう指示したことが確認された。
韓前大使はインタビューで、ケリー氏が韓米FTA締結を契機に両国の経済協力推進に一層貢献したいとの意向を示したとして、「名誉領事制度を活用し韓米関係を促進できる方法を検討してほしいとアトランタ総領事館に要請した」と説明した。
金熙範(キム・ヒボム)アトランタ総領事はケリー氏の名誉領事任命について「規定の手続きに従って進められた。任命要件に問題はない」と述べた。
外交通商部も「任命手続き上、問題はない」と強調した。また、同部関係者は「問題が確認されれば解任しなければならない」と述べた。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0