【ワシントン聯合ニュース】朝鮮戦争休戦から60年を迎えるのに合わせ米ワシントンで7月に開かれる記念式で、オバマ大統領が基調演説を行う案が推進されている。
 米国防総省の「朝鮮戦争60年記念委員会」の事務局長は9日、同省で行った聯合ニュースとのインタビューで、「米国防総省レベルでオバマ大統領の出席を推進しており、基調演説者として招く予定」と語った。出席の可否は明確に言えないが、楽観的にみているという。
 2006年に開かれた記念式に当時のチェイニー副大統領が出席したことはあるが、現職の大統領が出席した例はない。実現すれば、韓米両国の高官も多数出席するとみられ、これまでにない最大規模のイベントになると予想される。
 1950年6月に勃発した朝鮮戦争は1953年7月に休戦協定が結ばれたが、現在も休戦状態が続いている。米国は朝鮮戦争への参戦で5万人以上の戦死者、10万人以上の負傷者、8000人以上の行方不明者を出した。
 一方、国防総省は4月に朝鮮戦争の休戦60年を記念し、米国内の若者に朝鮮戦争の意味を伝えるため、朝鮮戦争で活躍した人物を紹介した漫画を発刊する計画だ。

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