【ソウル聯合ニュース】ドーピング検査で摘発され制裁を科せられた韓国人選手の割合が昨年は4年ぶりの低水準となった。韓国ドーピング防止委員会(KADA)が9日、明らかにした。
 昨年は2830回にわたりドーピング検査が行われた。禁止薬物に陽性反応を示し処分を受けた韓国人選手は15人。違反率は0.53%で、2008年(0.49%)以来の低水準となった。世界反ドーピング機関(WADA)が発表した2011年の世界平均違反率2%よりはるかに低い。
 違反者が出たのは7競技。15人のうちボディービルが8人で最も多かった。次いでサッカーが2人、重量挙げ、乗馬、アイスホッケー、バイアスロン、ローラースポーツがそれぞれ1人だった。
 KADAは違反者が出た競技を対象に検査をさらに厳しくし、教育・広報活動も強化する方針だ。

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