売れ行きの好調を維持している「i30」=(聯合ニュース)
売れ行きの好調を維持している「i30」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】先月のオーストラリアの自動車販売で、現代自動車が8402台と前年同月に比べ8%増加し、米ゼネラル・モーターズ(GM)系の地元メーカー、ホールデンを初めて抜いて4位を記録した。
 ホールデンは昨年までトヨタに続き販売台数2位を守ってきたが、今年に入り売れ行きが鈍っている。1~3月累計は2万4777台で、現代自の2万2723台を上回ったものの、3位に後退した。3月だけをみると、19%減の8283台で5位。
 現代自は小型車「i30」とスポーツ多目的車(SUV)「ツーソンix」の販売が好調だった。i30は先月2595台を売り上げ、全モデルで3位に上昇。ツーソンixも1529台と、前年同月に比べ83%伸びた。同社関係者は「オーストラリアの環境を考慮したさまざまなマーケティングが現代自の販売の強み」と説明した。
 グループ会社の起亜自動車の3月販売台数は2643台で、11位だった。
 一方、日本車メーカーは円安効果を追い風に、2月に続き3月も上位3位を独占した。トヨタ自動車が1万8653台で首位、マツダ(9112台)、日産自動車(8408台)と続いた。

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