首脳会談では▼60周年を迎える韓米同盟の成果と新たな協力関係発展の方向性▼北朝鮮核問題を含む北朝鮮政策での連携策▼北東アジアの平和協力推進とグローバルパートナーシップの強化策――などを幅広く協議するとみられる。
また韓米原子力協定改定や在韓米軍駐留経費負担(思いやり予算)、発効から1年を迎えた韓米自由貿易協定(FTA)に関する評価、通商分野での協力拡大策なども話し合われる見通しだ。
朴槿恵政権と2期目のオバマ政権発足後初となる今回の首脳会談では、北朝鮮の3回目の核実験強行やミサイル発射の兆候などで緊張が高まる朝鮮半島の安保危機の解決に向けた糸口を見いだせるか注目される。
両首脳は今年60周年となる韓米間の包括的戦略同盟関係の発展方向が盛り込まれた「同盟60周年記念共同宣言」を採択する予定。
朴大統領は首脳会談翌日には上下両院合同会議で演説する。朴大統領は演説で60周年を迎える韓米同盟を評価し、韓国の発展の成果を紹介する予定だ。また、北朝鮮問題を含む朝鮮半島と北東アジアの平和協力構想や韓米同盟発展の方向性などについても言及する。
朴大統領の米国訪問には、韓国の主要経済5団体や大企業グループのトップなど、過去最大規模の経済使節団が同行する。全国経済人連合会の許昌秀(ホ・チャンス)会長、大韓商工会議所の孫京植(ソン・ギョンシク)会頭、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長、鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜自動車グループ会長、具本茂(グ・ボンム)LG会長らなど51人の顔ぶれがそろう。
朴大統領はワシントン滞在中に韓米同盟60周年を記念する夕食会や米国商工会議所主催の懇談会、在米韓国人との懇談会などに臨む。
またニューヨークで国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と会談するほか、ロサンゼルスで市長との昼食会に出席する。
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