尹氏は韓米首脳会談が開催された7日夜、ワシントンのホテルで酒を飲み、在米韓国大使館でインターン中の米国籍女性の尻を触った疑いがもたれている。女性は被害届を出し、警察が捜査に乗り出した。
記者会見で尹氏は、酒席ではインターンの女性とともに運転手もいたとし、セクハラができる状況ではなかったと主張した。
ただ、インターン女性が仕事を円滑に進められないことに対し何度も叱責したという。ホテルで酒を飲んだ際も女性の腰を一度たたいて激励したと説明した上で、「米国の文化を理解していなかったことを反省している」とセクハラという認識がなかった点を主張した。
一方、女性をホテルの部屋に呼んだとされる疑惑については、飲酒した翌日の朝に女性が部屋をノックしてきたが、ドアを開けなかったので女性は部屋に入らなかったと説明した。
尹氏は「朴大統領の訪米が成功したにもかかわらず、迷惑をかけたことを深くお詫びする」と頭を下げた。
朴大統領の訪米日程が終わっていないにもかかわらず帰国したことについては、青瓦台の李南基(イ・ナムギ)広報首席秘書官から指示があったと説明した。尹氏は「やましいことは何もしていないので米国に残って釈明する」と主張したが、帰国を促されたという。
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