【ソウル聯合ニュース】韓国検察は14日、昨年の大統領選挙に不当介入したとして、元世勲(ウォン・セフン)前国家情報院長を公職選挙法違反や国家情報院法違反の罪などで在宅起訴した。
 元氏は国家情報院長だった昨年12月に実施された大統領選で、インターネット上で最大野党・民主統合党(現民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補を中傷する書き込みをするよう部下に指示したとして、野党などから告発されていた。
 また、同事件の捜査を縮小・隠ぺいするよう圧力をかけた疑いが持たれていた金用判(キム・ヨンパン)前ソウル警察庁長も職権乱用や公職選挙法違反などの罪で在宅起訴された。
 公職選挙法第85条第1項は公務員の地位を利用した選挙運動を、国家情報院法第9条は国家情報院長と同院職員の政治関与をそれぞれ禁じている。 

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