両機関は2011年、韓国とカンボジアの文化遺産の保存に向けた協力で合意していた。
両機関は最初の保存・復元事業の対象としてアンコールトムに位置しているプレア・ピトゥ寺院を選定した。同寺院は12~13世紀に建立された建物で、仏教様式とヒンズー教様式が混在している。寺院の一帯は生い茂った樹木で日当たりが悪く、コケ植物類による被害も出ている。
文化財庁は現地事情に合わせた保存・復元策を講じるとともに、寺院全体の整備計画を立てる。来年から現地調査に着手する方針という。
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