【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、安倍晋三首相をナチス・ドイツのヒトラーに例え強く非難した。
 同通信は同日の「アジア版ヒトラーの出現か」と題した論評で、「再び軍国主義に向かう日本の先頭に安倍がいる」と指摘。その上で、「第1次世界大戦に敗北したドイツで再び侵略の野望を公然と現し、戦争へと突き進んだヒトラーを思わせる」と主張した。
 また安倍首相の野望がアジア地域の対立構造を激化させているとしながら、共産主義との戦いを叫んだヒトラーと、北朝鮮との対決姿勢を取る安倍首相の妄動は大差がないと強調した。
 また、朝鮮労働党機関紙、労働新聞も靖国神社参拝を正当化した安倍首相の発言を「軍国主義狂信者の挑戦的な妄言」と規定し批判した。

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