【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は20日の記者会見で、朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平国家主席が24~25日にオランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミット期間中に首脳会談を行うと明らかにした。
 今回の会談は両首脳が就任してから4度目となり、今年初めてとした上で、「韓中関係および朝鮮半島情勢を中心に意見を交換する予定」と説明した。
 ハーグで韓米日3カ国首脳会談が開かれる可能性については「少し待ってほしい」として具体的な言及を避けた。
 中国外務省の洪磊副報道局長も同日、定例会見で習主席が核サミット期間に朴大統領をはじめ、カザフスタン大統領、フィンランド大統領、英国首相などと会談すると明らかにした。洪副報道局長は、習主席が既に発表されているオバマ米大統領との会談以外にも首脳会談を行うのかを問う質問に答える過程で言及した。
 朴大統領と習主席の首脳会談は昨年10月にインドネシア・バリで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に行われて以来、約5か月ぶりとなる。
 両国首脳は会談で北朝鮮の非核化など朝鮮半島問題をはじめ、戦略的協力パートナー関係である両国の協力について話し合うものとみられる。
 一方で中国政府は、今回の核サミット期間に韓米日3カ国首脳会談が開かれる可能性について注目していることが分かった。
 洪副報道局長は韓米日首脳会談が開催される可能性が高いという報道に対する中国の立場を問われると、「関連報道を鋭意注視している」と答えた。


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