【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は26日、2013年の実質国内総生産(GDP)が前年比3.0%成長したと発表した。当初の予想より高く、前年の伸び(2.3%)も上回った。
 民間消費が増え続ける中、知的財産生産物の投資(7.3%増)と前年マイナス成長だった建設投資(6.7%増)が増加したほか輸出が堅調に拡大したためと、韓国銀行は分析した。一方で、設備投資は振るわなかった。
 生産面ではサービス業が前年並みの成長、製造業は増加率が大幅に拡大した。
 四半期別にみると、1~3月期が0.6%、4~6月期が1.0%、7~9月期が1.1%と伸び幅が拡大した後、10~12月期は建設投資の不振が響き0.9%に鈍化した。
 2013年の1人当たりの名目国民総所得(GNI)は2万6205ドル(268万円)で、前年に比べ6.1%増加した。
 2007年に2万ドル台に乗った後、リーマン・ショックを経て1万ドル台に減少したが、2011年が2万4302ドル、2012年が2万4696ドルと再び上向いている。
 実質GNIは前年比4.0%増加した。 

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