【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は26日、北朝鮮が同日未明に弾道ミサイル2発を発射したことに関連し、「北はこうした挑発行為を直ちに中止し国際社会の責任ある一員となるよう強く求める」と述べた。
 鄭首相は韓国海軍哨戒艦「天安」の沈没事件から丸4年を迎えた同日の午前、犠牲者の墓地がある国立大田顕忠院で行われた追悼式に出席した。
 追悼の辞で鄭首相は、北朝鮮が最近7回にわたり弾道ミサイルやミサイル砲などを発射したことに言及。挑発の中止を求めるとともに安保の重要性を強調した。
 また、「政府として北朝鮮のいかなる挑発も許さない強い安保意志と防衛力量を基に朝鮮半島の恒久的な平和を目指す」とした。
 海軍哨戒艦沈没事件では、2010年3月26日に黄海の白ニョン島南西2.5キロ沖で「天安」が北朝鮮の魚雷攻撃を受け、乗組員104人のうち46人が死亡した。

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