また、安否不明者の家族が集まっている事故現場に食糧を納品するとし、公務員のふりをして商人らから寄付金をだまし取ったパク某氏(30、女)も拘束されたことがわかった。
光州(クァンジュ)地方裁判所は23日、出版物による名誉棄損、詐欺などの容疑でそれぞれホン氏とパク氏に請求された拘束礼状を発布した。
ホン氏は逃走する恐れが、パク氏は住居が曖昧であることから逃走する恐れがあるとして、裁判所は拘束の判断を下した。
ホン氏は去る18日午前、総合編成チャンネルMBNニュースのインタビューで「海洋警察が民間ダイバーらの救助作業を妨げ、『とりあえず時間でも潰して帰れ』と指示した、他のダイバーが船内で生存者を確認し声まで聞いた」など嘘の発言で海洋警察の名誉を棄損した容疑で拘束状が請求された。
同日午前、ホン氏は令状実質審査を前に「容疑を認めるか」との取材陣からの質問に「申し訳ありません」と謝罪したという。
一方、パク氏はセウォル号事故現場に食品を納品する場合は、寄付金を払わなければならないとし、寄付金の名目で全南(チョンナム)木浦(モクポ)の商人3人からおよそ400万ウォン(約40万円)をだまし取った容疑がもたれている。
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0