【ソウル聯合ニュース】ソウル・日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけたとして起訴された鈴木信行氏が、また韓国の裁判に出廷しなかった。
 ソウル中央地裁は2日午前、公判を開いたが鈴木氏が出廷しなかったため今月16日に期日を延期した。初公判は昨年9月に開かれたが、鈴木氏が出廷せず、裁判が延期されていた。
 担当判事は、鈴木氏に控訴状と召喚状が届いているか確認できていないとしている。
 刑事裁判は被告が出廷しなければ裁判が進められない。被告が出廷せずに行われる欠席裁判は、控訴状と召喚状の伝達が不可能な状況であることを確認する「送達不能報告書」が裁判所に届いてから6か月過ぎなければ行うことができない。だが、鈴木氏が関連書類を受け取ったことが確認されれば欠席裁判は原則的に不可能となる。
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