【東京聯合ニュース】韓国の情報機関・国家情報院の次期院長に指名された李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使が13日午後、離任のあいさつのため安倍晋三首相を首相官邸に表敬訪問した。
 面談は約15分間行われ、伊原純一外務省アジア大洋州局長らが同席した。
 李大使は面談後に記者団に対し、「韓日関係にはいくつかの懸案があるが、来年は国交正常化50周年を迎えるだけに、両国関係を安定させるために努力しようと呼びかけた。安倍首相も『尽力する』と答えた」と伝えた。両国間の懸案について具体的な言及はなかったという。
 李大使は10日に朴槿恵(パク・クネ)大統領から次期国家情報院長に指名され、国会人事聴聞会に向け15日に帰国する。この日午前には斎木昭隆外務事務次官と面談した。午後に行われる岸田文雄外相との面談を最後に約1年の任務を終了する。

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