【ソウル聯合ニュース】韓国法務部の黄教安(ファン・ギョアン)長官は18日の国会答弁で、沈没した旅客船セウォル号の運航会社、清海鎮海運の実質的なオーナー兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者の身柄が確保されていないことについて、「検察や関連機関と協力し、できるだけ早く検挙するために最善を尽くす」と述べた。
 また、兪容疑者の足取りについて、当初は自身が創設したキリスト教系新興教団の施設「クムス院」(京畿道安城市)にいたことが確認されたとした上で、その後、南に移動したと説明した。
 また「清海鎮海運から資金を別の場所に移す際に追跡が行われ、兪容疑者一家の不正が明らかになった」と述べた上で、その後、調査が進む過程で関連情報が兪容疑者側に伝わったとみられ、そのために検挙が遅れていると説明した。

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